あゆみ野(安濃津福祉会)の福祉教育への思い
現代の子どもたちは学校や塾や習い事にととても忙しいですよね。
そんな子どもたちに、
「あなたがあなたでいてくれる。それだけで十分素晴らしいことなんだよ。」って伝えてあげたいのです。
「ここにあなたを大切に思うオバサン達がいるよ~。」ってことも。
そして、子どもたちの周りにいる大人に伝えたいことがあります。
親や先生は学業習得の責任があるからそうも言ってられないだろうけど、
だからこそ、
子どもたちの周りにいる大人が
家庭や学校とは違う次元で子どもたちと接する機会がもっとあったらいいと思う。
近所のオバサン/オバアサンちみたいな(笑)
人と人とのささやかな繋がり
顔は知っている、
挨拶をし合う、
様子が変だな?と思ったら「どうしたの?」と声をかけられる、
そういうささいな繋がりが積み重なって、
いざとなったら助けを求められる人
親には言えないことを聞いてもらえる人
みたいな関係に繋がっていければ。
昔は、
自分の子も、他人の子も
同じように褒めたり叱ったりが出来たけれど
今は「人の子」に関わるのにちょっと躊躇する時代かもしれません。
それでも、
子どもたちが育つ環境の中で
子どもたちを取り囲む大人たちが
少しずつの関わりを持ち、見守る目を持てたら
地域が丸ごと福祉の機能を持つことができるのではないか?と私は長年思い続けています。
人が生きることを支える福祉の世界。
数字や物差しで測れないからこそ面白い。
これからの未来を生きる子どもたちにとって学ぶこともとても大事なことだと思います。
実際に、親が子どもに習わせたい習いごとのベスト3は、
英語
算数
水泳
だそうです。
けれども
「何を学ぶか」ってこともとっても大事だけど、
「何故学ぶか」ってことを育てることも大事ではないかと思うのです。
あゆみ野のスタッフのうち7割が幼児期に祖父母や近所のオバサン等にかわいがってもらった経験を持っています。
人に優しくしてもらい、気にかけてもらった体験が、大人になった今でのちゃんと心に、記憶に残っているんですね。
私は職業選択と、
幼児期の家庭環境(家庭内の人間関係)や、
他人との信頼関係構築のあり方は
関係があるのではないかな?と思うのです。
友好な人間関係の中で育った人は、人と関わる仕事を選びたいと思うでしょうから。
そして、
人が
病むこと、
老いること、
死ぬこと、
そして
生きることを見て育った子どもたちは
それが自然なことであるのだと受け止めていけるのではないかとも思います。
人は自分が実際に見たもの感じたものには実感が持てるものです。
机の上での勉強だけではなく、
人間の生きざまを子どもたちが自然に学び、感じ取れる社会であることも
子どもたちには必要な学びではないだろうか?と考えます。
あゆみ野(安濃津福祉会福祉会)では
沢山の子どもたちが
見て感じて、
自分なりの実感を持って、
育ってくれる教育の場として福祉教育を行っています。
理事長
小倉由紀子


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